映画|月の下まで
自閉症の息子を抱えた漁師の男。妻は数年前に家を出て行ったまま戻らない。家の仕事や息子の世話は年老いた母親に任せきりだった。その母親が、急に亡くなってしまう。手のかかる息子を抱えて、男は思うように漁にも出られない。買って間もない船のローンはまだたっぷり残っている。男は精神的に追い詰められていく。高知新聞の記者だった奥村盛人監督の長編デビュー作。高知県を舞台にしたローカルムービーで、先行上映されている高知ではとても評判がいいとのこと。ローカルムービーはたくさん作られているが、本当に「ローカル」を感じさせる映画はあまりない。でもこの映画はちゃんと、その地方・地域の匂いがするような気がする。だからこそ、この映画は地元高知で受けているのだと思う。
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