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2013.07.10

映画|JAPAN SHORTS 2013

10分程度の新作ショートフィルムを6本集めた特集上映の試写。映写順にごく簡単な感想。

『少女と、女』。ストーリーは面白い。アイデアもいいし、展開にも意外性がある。ただ映画を観ていてちょっと不快な印象しか残らないのは、ここにいる人間たちにリアリティを感じられないからだろう。

『Nostalgic woods』は、映研で映画を撮っている男が彼女に振られてふて腐れ、郊外ロケをしている時にずんずん森の中に入って行くという話。正直、最後の1シーンのオチ以外は余り面白くないのだが、このオチが人を食っていて面白い。

『夢を見た』。これも最後の1シーンでそれまでの前提をひっくり返すという映画。なんか、このパターンが多いなぁ。

『りんご』は殺伐とした近未来を舞台にした映画で、池脇千鶴が終始無言でサバイバルするホームレス女(?)を演じている。

『隕石とインポテンツ』。これはさんざん期待させておいて、最後のオチがなぁ……。なんだかコントみたいなアイデアの映画が多いのかなぁ。冒頭のシーンなんかはすごいと思ったし、その後もかなり高いテンションを維持するんだけど、最後の最後がバシッと決まらなかったのが残念。

『I’m home』は福島の被災地を舞台にしたドラマ。面白いし、凄みが感じられる。これは今回観た6本の中では一番良かったかもしれない。

06:50 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

映画|スター・トレック イントゥ・ダークネス

13071001 出演者を大幅に若返らせた『スター・トレック』シリーズの第2作目。ロンドンにある宇宙艦隊の文書保管庫で大規模なテロが発生し、対策を話し合うため集まった幹部会議もまた襲撃を受ける。犯人はジョン・ハリソンという男だが、犯行直後に逃走してしまった。カークは仲間たちとともにハリソンの後を追うのだが、じつはハリソンはとてつもない秘密を抱えていた……。映画冒頭から見せ場がたっぷり。2時間12分の上映時間はあっと言う間に過ぎていく。僕はこのシリーズのファンというわけではないのだが、テレビシリーズやかつての映画シリーズなどを観ている筋金入りの人たちにとってはうれしい映画だろうと思う。悪役ハリソンを演じたベネディクト・カンバーバッチのカリスマ性がすごい。主役であるはずのクリス・パインやザッカリー・クイントを完全に食ってしまっている。

(原題:Star Trek Into Darkness)

8月23日(金)全国ロードショー

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03:30 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

2013.07.09

映画|パニック・マーケット3D

13070903 洪水(津波)で浸水した大型スーパーに、外から入り込んだ海水と一緒に大型のホオジロザメが侵入。店の中に閉じ込められた人間たちが、ひとりまたひとりとサメの餌食になって行く……という動物パニック映画。どこを取ってもどこかで観たことがあるような既視感に襲われる映画で、海水浴場に突然サメが!という展開は当然『ジョーズ』だろうし、建物の中にサメが入り込むのは『ディープ・ブルー』があったし、中国映画『超強台風』も同じようなネタだ。しかし娯楽映画にオリジナリティなんてものは必要ない。要するに面白ければそれでいいのだ。その開き直りにおいて、この映画は結構あの手この手で工夫をしている。「そんなもんあり得ねえよ!」というシーンも多いのだが、人格的に問題のある人物から殺されていくという、とても道徳的な展開。これもまた、娯楽映画には必須ですな。

(原題:Bait)

8月24日(土)シネマート新宿

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映画|野獣死すべし

13070901 大藪春彦の同名ハードボイル小説を映画化したものだが、同じ原作を1980年に松田優作主演で映画化した作品が有名だと思う。優作版『野獣死すべし』は間違いなく傑作なのだが、仲代版はそれとはまた違った凄みがあって強烈な印象を残す。この映画の伊達邦彦は、要するに生まれながらの人殺しなのだ。人を殺すことに何の良心のとがめも感じていない。松田優作版の伊達邦彦は内に宿る「狂気」によって殺人を合理化していたわけだが、仲代版の伊達にはその狂気が感じられない。しかし狂気なき殺人というのが一番狂っているわけで、その点ではこの映画の伊達邦彦は松田優作が演じた伊達の何倍もおかしな人間だ。松田版の伊達は、人間だった男が狂気の力を借りて人間以外の何者かになろうとしていた。だが仲代版の伊達はそもそも最初から人間ではない。根本的に立ち位置が違う異星人みたいな存在だ。それが怖い。ひどく怖い。

7月9日(火)新文芸坐

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12:25 午後 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック

映画|股旅三人やくざ

13070901 新文芸坐の仲代達矢特集。『股旅三人やくざ』は1965年(昭和40年)の東映作品。3話オムニバスで、監督は沢島忠。童謡「どじょっこふなっこ」の合唱に合わせて、秋・冬・春の3つのエピソードが綴られていく。仲代達矢が出ているのは最初の秋のエピソードで、偶然出会った宿場女郎を助けるために体を張る、旅暮らしに疲れた渡世人を演じている。駆け落ちしようとする男の顔も体も覚えていないのに、自分と所帯を持ちたいという男の一言にすがりつく女の悲しさ。おんぼろ船に仲代扮する渡世人と閉じ込められながら、その間「2日間だけきれいでいられた」と言う切なさ。社会の最底辺に生きる男と女が、互いに社会の最底辺にいるという共通点で結びつく。この第1話は他の2話に比べても徹底したリアリズム。これはどうも脚本を笠原和夫が書いているらしい。第2話は、松方弘樹扮する若いやくざと、志村喬扮する老やくざが登場する冬編。これは物語の舞台が限定されているワンセットドラマ。舞台劇のような雰囲気もある。第3話は中村錦之助主演のコメディ風作品。

7月9日(火)新文芸坐

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 メルマガ「聖書&キリスト教ナビゲーター」で連載していた月1コラム「聖書ダメ人間」を、Kindle向けの電子書籍として発行しました。聖書の中に出てくるダメな人、ひどい人、とんでもない人ばかりを集めたものです。だって立派な人より、ダメな人の方が共感できるでしょ? それに古代の立派な人というのは「信仰熱心で敬虔な人」ばかりで面白くないのです。聖書の中のダメな人というのは信仰の薄い人たちで、そういう意味では現代人に通じるような普通の人たちなのです。

07:00 午前 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック